すぎー

主に散文詩を投稿。時々日記

重力

人待ち顔とも諦め顔ともつかない空模様の下で。

 

重たい荷物を背負った人々が

 

漂う。

 

揺られる。

 

僕はふとした時に空を飛んで

 

待ちきれなくなって空が撃ち出した弾丸に翼を貫かれる。

 

そんないつか

 

薄れゆく意識の中で

 

僕は、自分を取り戻した。